天龍村立小中学校の耐震診断及び耐震改修状況について(H21.9.28現在)
「地震防災対策特別措置法の一部を改正する法律」(平成20年法律第72号)に基づき、公立の小中学校の校舎等について、耐震診断の実施及び耐震診断の結果の公表が義務づけられました。
本村はこれを受け、平成16年度から実施している学校施設等の耐震診断結果を次のとおり公表します。
【対 象 校】
天龍小学校、天龍中学校
【対象建物】
2階建て以上又は延べ床面積200㎡超の建物
【耐震診断結果の見方】
建物の耐震性能については、国土交通省によると「構造耐震指標」でIs(アイエス)値と呼ばれる数値が0.6以上であれば「地震に対して倒壊するまたは崩壊する危険性が低い。」とされています。
文部科学省では、地震時の児童生徒の安全性、また災害時の避難場所としての機能性を考慮して、 「補強後のIs値がおおむね0.7を超えること。」としています。また、CT・SD値は0.3以上が基準値とされています。
●Is値とは
第2次診断の結果、建物の粘り強さに形状や経年等を考慮して算出される 「構造耐震指標」で、その最小値を表記しています。
●Is値の目安
・Is値0.3未満
大規模な地震の振動及び衝撃に対して倒壊又は崩壊する危険性が高い
・Is値0.3以上0.6未満
大規模な地震の振動及び衝撃に対して倒壊又は崩壊する危険性がある
・Is値0.6以上
大規模な地震の振動及び衝撃に対して倒壊又は崩壊する危険性が低い
●CT・SD値とは
地震による水平方向の力に対して建物が対応する強さを表すもので、その値が大きいほど良く、0.3以上が基準値となります。
【耐震診断結果】
学校名 | 建物名 | 建築年 | 耐震診断 実施年度 |
診断時 Is値 |
診断時 CT・SD値 |
耐震改修状況 |
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天龍小学校 | 校舎 | 昭和43年 | 平成16年度 | 0.43 | 0.55 | 実施済 |
屋内運動場 (木造) |
昭和18年 | 未実施 検討中 |
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天龍中学校 | 管理教室棟 | 昭和36年 | 平成17年度 | 0.50 | 0.51 | 実施済 |
階段室棟 | 昭和36年 | 平成17年度 | 0.68 | 0.70 | 実施済 | |
屋内運動場 | 昭和37年 | 平成17年度 | 0.84 | 0.08 | 実施済 |