村の中央を流れる天竜川は、かつて「暴れ天竜」と呼ばれていましたが、戦中戦後に掛けて建設された平岡ダムによって天竜川の急流はせき止められました。しかし、それまでの急流によって作り上げられた渓谷は、そのままダム湖となり、周囲の山々の木々とJR飯田線の電車の雄姿を映し、多くのカメラマンが訪れます。
春は新緑(5月中旬頃)、秋は紅葉(11月上旬頃)と天竜川の四季折々の姿を満喫できます。
戦中、戦後の昭和15年から昭和27年の12年間をかけて建設された平岡ダムは、高さ62.5m、長さ258mもあり、佐久間ダムができるまで「東洋一」と言われました。
ダムから山の反対側にある平岡発電所へ毎秒256立方メートルの水が送られ、4基の発電機を回し、10万1千kwの電力を発電しています。
天竜川に遠山川が合流する所で、新緑・紅葉の季節は絶景です。
天竜川(全長213km)の中間地点(106.5km)にあたります。
自動車 中央道飯田山本ICより国道151号線経由 約40分~
電 車 JR飯田線平岡駅下車 徒歩20分(平岡ダムまで)